あのひ

10月 18, 2011 in 創作





アナタに初めて触れて
アナタの隣を初めて並んで歩いて
アナタと初めて同じ空気を吸って
色んな初めてが沢山出来た


それでもアナタは腕を組むのは嫌だって言うから
自分はなんかものたりないなぁって、恥ずかしがりやさんだなぁって
かわいいなぁって、隣を歩いた

お金が無くてたいしたことは出来なかったけど
それでもとても楽しかった

少しは初対面で緊張するかなぁって思ったけど(私は)そんなことはなくて


二人で公園へお散歩に来たとき
吹奏楽部らしき女子高生が、トランペットの練習をしていました
へぇ頑張ってるなぁって、横を通り過ぎたとき
その女子高生が結婚式の入場のときに流すあの名曲を演奏し始めたの

偶然かはわからないけど、自分は一人で照れくさくなった

でも、この人とは初対面で腕も組んでいないのに、周りからは、ちゃんとそう見えるんだ
ということが証明されたみたいで、なんだかとっても嬉しくなったの

あの日。
私が世界中で一番幸せだったとき。一人でなきそうになったとき。




このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - あのひ
Share on Facebook