悪夢の成れの果て

6月 16, 2013 in 日記






絵を描いています。
そりゃもうたった十数年ですが、今までの自分の中のほとんどの時間
「絵を描く」という行為を繰り返していました。

最初はみんなで楽しく絵を描いていました。まわりのみんなと。
レベルとか画力とか技量とか世間とかメジャーとかサブカルチャーだとか気にせず。
今みたいに「自分を表現する方法」だとか難しいことは考えず。
ただ、楽しいから絵を描いていました。

にこにこ同じ部屋で笑いながら「学び」という括りの中絵を描いていました。

気づくと、同じ教室で笑いあっていたみんなは、将来がどうのこうのとか、資格がどうのとか、塾がどうのとか
「あ、みんなにおいていかれちゃう」と思った私は、勉強をそれなりにして高校に入って大学に入学しました。

そんな流れの中、絵はずっと描き続けてはいたけど、絵と本気で向き合うことはしていなかった。
ただ癒しの時間、気分転換、楽しいから、大切な大切な趣味としてこの行為を繰り返していました。

そして大学。
それはとても自分の時間がたくさん取れる場所でした。
のうのうと、「社会人になってからはあまり絵は描けなくなるだろうから、今のうちに描いて置こう」と
思ってなんとなく好き勝手いままで通りに描いていました。

そんな中、展示会にお誘いいただいて、「絵を描く」という行為に様々なライフスタイルを持った方と接することがありました。
お仕事をしながら描いてる方、絵を描くのをお仕事にしたいと頑張ってる方、それは様々なものでした。
そこから自分は絵を描くことで様々な出会いがあることに感動しました。
そして、世界の広さを知りました。

正直めまいがしました。
画力云々、技量云々、ではなく、色々な生き方があることに。
無難に大学に入り、
そのまま無難に就職し、
無難に趣味で絵を描いていく。
という、生き方しか考えていなかった私としては衝撃でした。

無難とは、なんだ。

無難をばかにしているわけではありません。
ただ、絵を描くという行為は「芸術」の世界であると自分の中では理解していました。
画力云々、技量云々はあるかもしれませんが生まれもったその人の感性やセンス、人柄。
それらが内側から具現化されたものだと思っています。
言わば、それらを格付けしたり、否定したり、これは正解だ!!!!などというものは存在しない世界です。
自分はその世界が本当に好きです。自分は自分だと、ありのまま表現できる世界。
その世界で、世間的に「ご飯を食べさせてもらう」ということは、自分には不可能だと思ってきました。

しかし、その展示会に参加して、今まで自分の周りには居なかったタイプのアーティスト達に出会い、
もっと自分の絵を見てもらいたい、この世界で好きなだけ絵をかけたらどんなに幸せか、と思いました。

いままで気づかないフリをしていただけなのではないかと。
あきらめたフリを突き通していただけなのではないか。
なんなんだ、これまでの私。私も好きなことをしていたい。

友人から
「好きなことでご飯が食べたいなら、その好きなことを目指す合間に逃げ道は作っとかないとだめだよ」
といわれました。
無難な生き方も汲み取っているその言葉は当時そのとおりだと思っていましたが、そのときは他人事。
絵を描くことは趣味、が口癖になっていたのです。

その言葉を思い出す今は、もう、逃げ道を作る時間しか残されていませんでした。
だったら!もう逃げ道なんか作らずにそのままやり直せばいいじゃない!!!!!!
それは…そこまでの勇気が…
ない


どうして好きになったものが「絵を描くこと」だったのだろう
後悔しても遅いけど、技量やそこらのものでちゃんと「ご飯が食べられる」様なものになるなら、
私は迷わずソコに行ったのに!!!!

行動もしないまま、このままきっと収まるべき場所に収まるのでしょう。
クズです。

誰が芸術を評価しているの!!
誰が売れる売れないを決めているの!!!
売れる売れないとかじゃないんでしょ私!!矛盾してないか!?
個々にそれぞれ認めてくれる人が居るからこそ、「ご飯を食べること」としての敷居が高いんじゃないのか!!!
そんなの関係ないと描き続けていられる人になりたいのならその道へ行けよ!!!
自称芸術家なら明日からなれますよどうですか目立ちたがり屋さん!!!!!!!!!!!!!











そうじゃないんだ、そうじゃない









考えが凝り固まっている今、考えずに体が動いたほうがきっと正解の道なんだろう。と
静かにそのときを待ってます、資格はどうのとか単位はどうのとかしながら。
こんなに真剣に物事に向き合うことは今までなかったな、困ったな。成長かな退化かな。

最後まで夢をごまかしとおせれば楽だったんでしょうね。
大学で考える時間を中途半端に貰って夢を思い出してしまっただけ。見苦しいことこの上ないね。



楽しく絵を描いていたあのとき、みんなが絵を描くのをやめていたのに私だけ続けていたのは
きっとほかの子達よりも周りに私の絵をほめてくれた人が少し多かっただけなんじゃないか、って最近思います。


…………..。


話がまとまらなくて、困ったものです。
ただ、これからどんなことがあってもまだ描いていたいなぁ、これだけは確かなんですけどねぇ
たいそうなことをいうほどじぶんはまだ描いていないのかもね。

未来に対して盲目になったほうが失敗を恐れないですむのなら、どうか、そうなりたいものです。
今の状態じゃ、それは難しいのかな。ああん。


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